2006-01-01から1年間の記事一覧

していたいこと

ニッポン硬貨の謎作者: 北村薫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/06/30メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (102件) を見る今年のラストはとっておいたこれ。 しかし思っていたより活字が大きく、涼しげな体裁のため、あっという間に…

疾風怒濤

最近、疲れて電車で立ったまま寝るようになり、碌に本が読めなかったので休みになった途端続けて読む。 とは言ってもたいしたものを読んでいるわけではない。気になってるけど地雷っぽそうなのをぷちぷち踏んでおく。仕事が忙しいときに地雷を踏むと精神衛生…

現代社会において非常に罹患率が高く、またその罹患率の高さによって現代社会の基盤がさらに深く構造化されていくというどーにも抜け出せない泥沼的な病に侵され、ふせったところであります。 Wii欲しい病という名のまあ要するに物欲ですな。 欲しいな〜…

いったい俺が何をしたというのだ?

何故このような責め苦を受けなければならないのかわからない。身に覚えなどこれっぽちもない。今日ダリ回顧展を見に行ったのだが、ものすごく疲れた。 普段あまり美術館などに行ったりする人間ではないのだが、ダリは好きなので行きたかったのだ。 正直、も…

釈然としない

『フラガール』を今更見る。どうも、釈然としないなあ。 主人公の親友の父親がなんのおとがめもないことが許せないと思うのだ。 そりゃ昔はそういうのが当然のことだったかもしれないけど、あまりにもあっさりしすぎているんでねえ? 何で激怒するのが先生だ…

高く孤独な道を行け (創元推理文庫)作者: ドンウィンズロウ,Don Winslow,東江一紀出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/06/01メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (30件) を見るウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)作者: ドン・ウ…

天才

ううむ。 友達と映画を見に行って、予告編を見ていたら「全世界1200万部の大ベストセラーが遂に映画化」というコピーが出てきた。 本読みの性として、そのタイトルが何であるかに思い至るために暫し奮闘してしまった。三秒かかった。作者の名前を思い出…

最近爆酔続きだ

通勤時間を読書時間としているのに。そのため読書スピードが異様に低下している。死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ジョンダニング,John Danning,宮脇孝雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/03/01メディア: 文庫 クリック: 98回この商品を含むブ…

何気なく

上司とケータイ機種がお揃いであることに気付いた。色もだ。 だから何だというわけでもないのだが。

何かを見て眩暈を感じる、というのは文学的誇張表現かと思っていた。

現在放送中の銀河鉄道のアニメを見た。 すごい。すごすぎる。本当に見ていて眩暈がした。 昭和のアニメ。としかいいようがない。 第一宇宙速度も第二宇宙速度も無視し、ゆるやかに宇宙へと飛び出していく鉄道。コンソールには一面に並ぶレバー。オリンポスま…

だから今日もまた眠れない夜

ストリート・キッズ (創元推理文庫)作者: ドンウィンズロウ,Don Winslow,東江一紀出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1993/11/12メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 184回この商品を含むブログ (100件) を見るハードボイルドを読んでみてもいいかなあ、と思…

年月ということ

マザーの項で、「昔はあれはすごかったのだろう」と思った。 時がうつろうというのは、恐ろしいことだ。 昨日たまたま「ゴーストハント」というアニメを見てしまった。 私がお年頃の時のティーンズ用ノベルス(あの頃はライトノベルスなんて言ってなかったな…

ちぇっ

日曜出勤だけはすまい!と思ったのに、仕事がとろいため出勤。 しかも昼には帰る予定が17時までお仕事。 とろい、とろすぎる…。最近はミステリを読まずにこれを読んでいた。ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)作者: アーシュラ・K.ル=グウィン,Ursula …

だからゲームは苦手なんだって。

MOTHER1+2 バリューセレクションメディア: Video Game購入: 29人 クリック: 171回この商品を含むブログ (158件) を見る苦手なのだが、やり始めると止まらないんです。 おそらく本を読むのと同じ感覚でやってしまうのだろうな。本ならどんなに長くて…

それはつまりね

MOTHER1+2 バリューセレクションメディア: Video Game購入: 29人 クリック: 171回この商品を含むブログ (158件) を見るを購入。1のプレイ終了。なんじゃこりゃ。「泣ける」RPGという宣伝文句を多々聞いたような気がするのだが、気のせいじゃな…

どうかな

チーム・バチスタの栄光作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/02/04メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (562件) を見る詳しくはネタばれになるので言えないが、私としてはこの「密室」はお、いいじゃないの、と思っ…

今年は何だか

当たり年? 個人的に続けざまに面白い! と思える本に出会えて調子に乗っている。別に私が調子に乗る必要性はどこを探しても毛ほども見当たらない。 今日は有給をとって休み。勤務時間中に書き込んでいるわけではないのであしからず。とにかく配達あかずきん…

週末はごろごろしています。

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (244件) を見る私は米澤穂信が嫌いであった。 ミステリとしてネタのみな…

どうしたことか

乱鴉の島作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/21メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (150件) を見るを読んだ。 いつも有栖川先生の本は買ってすぐ読まずにしばらく楽しみに寝かせておくのだが、今回はよんどころなき…

仕事してるぜ!

でもとろいぜ。陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (487件) を見る読んだぜ。 すべての伏線が読みながらにしてわかっても、…

研究室にいるときと変わらないぜ

夜は早いけど(今二十四時)朝が早いぜ。エラリー・クイーンの冒険 (創元推理文庫 104-15)作者: エラリー・クイーン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1961/06/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る読む。 …

研修終わった〜

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction)作者: 小路幸也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (25件) を見る 読了。 息子が突然「ひとの顔がのっぺらぼうに見える」と言い出した…

いつだったか忘れたがちょっと前

心地よく秘密めいた場所 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-36)作者: エラリイ・クイーン,青田勝出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/02メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るを読んだ。 財産家が殺されて、その財産家の妻は実の父に金…

陽気なギャングが地球を回す (KCデラックス)作者: 耕野裕子,伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/04/27メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (25件) を見るも入手して読んだよ。こいつは原作に忠実。それだけに、響野のキャラが…

エキストラに行ったみなさ〜ん

見てますか? 「陽気なギャングが地球を回す」。 原作とはまた違った面白さがあってよかったっす。 ここんとこ、原作のあるドラマでも、原作をだめにしてると感じることがないドラマが出てきた気がします。原作とは違った面白さを出していたり、むしろ原作よ…

恐怖の研究 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-10)作者: エラリイ・クイーン,大庭忠男出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る エラリイのところにホームズ譚の未発表原稿が届けられる。それはなんとホームズが切…

そうだとも

国的には頑なに「大型連休(いわゆるゴールデンウィーク)」と書いてあって笑えたのだが、ああ、そうだとも、どこにも出かけないさ。 私はゲームが非常に苦手である。 マリオ系のはジャンプして飛び移る操作が私の手に対する命令系統に存在しない経路を必要…

結構出版形態ってえのは重要なんだよ

図書館戦争作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 506回この商品を含むブログ (841件) を見るこれをハードで出すなー! こいつはどう考えてもコバルトだろ。何でこれをハードで出すかな。結構…

仕事がない!

ドリームバスター〈3〉作者: 宮部みゆき,山田章博出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (52件) を見るを読む。 私は理恵子さんがどうしても好きになれないのだ。 というか、こんな途中…

だから

七月七日作者: 古処誠二出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/09/24メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (32件) を見る これは傑作だ。 このブログで手放しで賛辞を寄せた作品は確かなかったと思ったが、これはもう。 物語が巧みで考察が鋭…