2010-01-01から1年間の記事一覧

今更だが

虐殺器官を読みましたよ。言語学が好きで、生物屋である自分には、その器官の説明は非常に解りやすく馴染みのあるものであったけど、そんなこととは多分関係なく、最終的に顕現するその世界の光景が、非常に美しいと思えてしまった。世界が円環を描いて閉じ…

生きるの死ぬの

「世にも奇妙な物語」で燔祭をやっていたので、久しぶりに『鳩笛草』を読み返し、『クロスファイア』も読み返した。 宮部みゆきってすげえな。 初対面の刑事について、「昔飼っていた犬に似ている」と言いだし、突然その犬の様子や最期の時までをも延々数ペ…

それは推理ではない

TRICK×LOGICを楽しく遊んでたら、ケータイゲームの「探偵王」をすっかりほったらかしにしていました。 前回の問題の解答編が掲載されていたのですが、トリロジを読んだあとに見ると非常にトホい。どんなアホでも簡単に回避できるはずの単純なミス…

TRICK×LOGIC

亡霊ハムレットは当然のことながら(鼻息)正解! でもまあ、正解者は多かろうが。結局何人ぐらい応募したのかな…。それらの人々はほぼ自分と同じ層だと思われるので、大変興味深い。現在ブラッディ・マリーの謎を検討中…。やはりヒラメキが出ない。「雪降る…

亡霊ハムレット

お試し編をクリアしたら1〜5話を自由に選べることがわかったので、慣れるために1話をやり、2〜4話は飛ばして5話を攻略。黒研らしいなあ。逆転裁判テイストが溢れまくり。 トリックもロジックもわかってんのに「ヒラメキ」がどーしても見つからない。仕…

さてどうしたことだろう

アマゾンさんから昨日トリロジが送られてきました。…28日締め切りだとう。 これからあと5つ問題を解けと?くっそう。覚えてやがれ!

汚れっちまった悲しみに

なんとなく心を洗いたくなったので、『のはらうた』with 英語訳を読む。 電車で立ったまま読んでいたのだが、こねずみしゅん氏の詩を読んで、泣きそうになってしまった。いや、ちょっと泣いた。 子供の頃読んでも別になんとも思わなかったのに、こんなにも泣…

踊った

実は踊るファン。 正直今更踊るの映画ってぴんとこなかったけど、ファンの義務なので見に行きました。内容はいつもの踊るテイストで楽しかったのですが、特筆すべきは鳥飼です! 小栗旬ってあまり見たことなくて、映画を見ててもこの役者誰だろう、いいなあ…

多分好きなタイプだ!

獅子宮敏彦『神国崩壊』神国崩壊―探偵府と四つの綺譚 (ミステリー・リーグ)作者: 獅子宮敏彦出版社/メーカー: 原書房発売日: 2009/05/01メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (16件) を見る架空の国(中国やモンゴル、トルコあたりに似てい…

異社会派

『闇の喇叭』を読みましたぞ。 昨日トークショーに行ったときに「読み終わっている人」と聞かれて手が挙げられなかったもので。というか、その日そこで買ったので…。こちらでは帰宅時間頃には本屋は閉まっているので…。庶民なので同じ本を何冊も買えないので…

乱反射

貫井徳郎の『乱反射』を読む。 多分世間では評価されているのだろうけど、私は全然面白くもなかったし、感銘も受けなかった。逆に、苛立たしかった。 なぜなら、おそらく本書の大きなテーマであると思われる「些細なマナー違反、エゴの表出、無関心、自分勝…

おれ、乙

のんべんだらりと過ごしていたら、ケータイで推理コンテンツをうっかり見つけてしまい、うっかり登録してしまいました。「早く正しく美しく推理し…」とか言われると、登録せざるを得ない罠(自分でも因果だなあと思います)。 皆様おなじみE−pin企画が監…

モルグ街の白昼夢

P・T企画作のお芝居。 ホームズと、マープルと、ポアロと、エラリーと、明智と、火村英生がでるというミステリー劇。 …まあ、お遊びものだよね、とあまり内容については期待しないで行ったのですが。 申し訳ありませんでした。 と臥して自らの不明をお詫び…