異社会派

『闇の喇叭』を読みましたぞ。
昨日トークショーに行ったときに「読み終わっている人」と聞かれて手が挙げられなかったもので。というか、その日そこで買ったので…。こちらでは帰宅時間頃には本屋は閉まっているので…。庶民なので同じ本を何冊も買えないので…。など言い訳はいろいろ。

この美しい伏線の張り方と広げた風呂敷のたたみ方。
ラストは設定を聞いたときに自然と思いつくそれに収束。つまりは、あまりにも真摯で美しくセンチメントな青春ミステリであります。
あのトリックをそー持ってくるかっ。