2005-01-01から1年間の記事一覧

巨人星三部作

ジェイムズ・P・ホーガンの星を継ぐもの (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1980/05/23メディア: 文庫購入: 207人 クリック: 2,160回この商品を含むブログ (481件) を見るガニメデの優しい巨人 (創元SF…

クレイジー・クレイマー

くろけんづくしの最近。クレイジー・クレーマー (ジョイ・ノベルス)作者: 黒田研二出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2003/04メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見るうむ。これは。なにを。面白がれと。 続けてくろけんを読ん…

幻影のペルセポネ

いつも思うのだが、黒田さんの本は登場人物の少なさから誰が「犯人」で「白い騎士」だかすぐわかる。 けどまあ本当のミステリの主眼はそこではないからそれでもいいと言えばいいのだが。 問題なのは伏線の張り方だ。 どいつもこいつもあからさまに怪しすぎる…

緋文字

解説の後に著作リストがついていて、半分は行かないが三分の一は読んでいることがわかった。今年の内に全部読むぞ。さて。緋文字。 ラストの衝撃!が命なのだろうか。 えんえんと危険なランデブー(笑)の話を読まされ続けて、それでも文体とか調子がしっか…

中途の家

『ニッポン硬貨の謎』のために。いや。大好き。 こういうの好き。中途の家 (創元推理文庫 104-17)作者: エラリー・クイーン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1962/07/27メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見る

夏風邪はバカがひくのだ

『メシアの処方箋』メシアの処方箋作者: 機本伸司出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2003/12メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (24件) を見るを読む。 機本伸司好きだわ。 ちょっと間違いがあるけどそんなの許してもいい。 人と科…

どん平に行ってみた

何をかくそうデイリーポータルっ子である。 毎日ランチ(15時くらい)を食べながらひやひや見ています。そこで「どん平」なるお店を紹介していたので、行ってみた。 私のいるところから地下鉄と都電を乗り継いで、歩いて、トータル30分くらい。とんかつ…

僕達の終末

を読んだ。宇宙船をつくっちゃうぞ、という話。 二作目だと思っていたら、これが三作目だそうだ。 次は二作目を読もうっと。「メシア」をつくっちゃうらしいし。情報とか発端とか構成とか、緻密に「情報SF」になりそうな感じなのに、あえて一昔前のイメージ…

今そこにある危機

階段って危ないものだと思いませんか。 けっこうな高度差が平気な顏して家の中にある。危険極まりない。 と常々思い、階段には細心の注意を払っていた私だったが。落ちた。 階段を、転がり落ちた。この年にして足がもつれて転落かと思うと痛いより悲しい。 …

鎮火報

を読んだ。 つかれた。 なんかもう二次創作のために書かれているようにしか見えないキャラクタの乱立がうっとうしい。 素で「お前らはみんな単なる異常者だ」と叫びたくなる。だいいち登場人物が少ないから。主人公、主人公のダチ、情報収集係、やおいのお相…

iAUDIO5

先代の4様が壊れたので、迷った末に5を購入。 再生ボタンとかが微妙にシャカシャカ回転する方式で慣れない。けど1Gって入るのな。入れても入れてもいっぱいにならん。ただ一つ問題が。 付属のイアフォンがしろ。白色ですぞ。 iPodderと間違われるだろうが…

剣と薔薇の夏

を読んだ。 名探偵シリーズを読んで期待していた戸松さんの本格。 咸臨丸のあとの使節団を歓迎するニューヨークが舞台。歓迎委員会に関係ある人間が次々と殺され、死体のそばには創世記の一部が。周囲のちんぴらをまとめる役の小悪党ランポーナが殺され、委…

夜のピクニック

を読んだ。 朝の8時から翌朝の8時まで仮眠二時間で歩きまくる。二日目の朝は走らないと間に合わない。という極悪な高校のイベント。 つらいけれどもみんな楽しみにしている行事、みたいに書かれているけど、本当にあったとしたらわたしは絶対参加したくな…

なんだよ

買うの恥ずかしいのに近所のコンビニで買ったのに。 載っていなかったよ有栖川先生の連載。 土日は休むならそう書いておいてほしいな。先日「アサクサキニナル」という馬が話題になったので、ついでに競馬欄も見ちゃっているのだが。「オレハマッテルゼ」と…

ハサミ男

の映画を見たよ。 すんげえストレート。 なんつうか近年稀に見る「映画」っぽさ全開。原作に忠実、演出がストレート(予告を見て予想できる通りの素直な演出)、女子高生のつぶやきとかハサミ男のつぶやきとか哲学的な部分のせりふもつくりも演出も、これで…

インディゴの夜

読んだよ。 クラブ風のホストクラブ…ってなんか変だな。スーツ姿のお兄さんじゃなくて、街にいるような男の子達が接客してくれるホストクラブで事件が起こっていろいろという。短編集。 表題作はなかなかにミステリだけど、その他の三つはミステリじゃないね…

咲いても咲いても

高層の窓から見える街並に、エアーブラシでも使ったように白っぽいもやもやがぼんっ、ぼんっ、と固まっている。遠くから見た方がきれいだなあと思う

見えない精霊 The unseen

読んだ。爽快。 まだこんな大業を書いてくれる作家がいたか!と感動。 最後の挑戦状のとこで気付いて全部読み返した。もっと書いてほしいなあ。The unseen見えない精霊 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)作者: 林泰広出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/04…

本格推理委員会

読んだ。 はっきりいうとこれは本格ではない。 アンフェアすぎる。ネタばれします。雅がミアだというのがどう考えても肝だと思うんだが、伏線は張ってあるものの雅の直接的描写があれというのはどう考えてもアンフェアではないだろうか? 伏線は例えば「カン…

春期限定いちごタルト事件

読んだ。 えええええええええええええっ。なんかこれを「軽い楽しいミステリ」とか言って絶賛する声しか見かけないんだけど。 嘘でしょ。私はこの主人公と主人公の相方、小鳩くんと小佐内さんがどうしようもなく嫌いだ。 「小市民になるんだ」だと? てめえ…

レイン・レインボウ

化けた! というか順当に成長した!というべきか。実は私は加納朋子が苦手だった。みんながリリカルな本格とかいって褒めるのにえええええっという反感を抱いてきた。『ななつのこ』は当時流行っていた日常の謎&連作短編の煮くたれたもので、最後のは明らか…

やっと見つけたあ!

タイムスリップグリコ。 生協でも地元スーパーでも常用コンビニでも見付からなかった。探してた。 某郵便局の中にある某コンビニで発見! 開けてみたら『花とゆめ』でした。えへ。あと『少年画報』と学研のやつほしいな。

あーあ

もう買うしかないよ。NINTENDO DS。 アナザーコード。なんでってああた。 有栖川先生がお勧めされてますから。 残念!正直逆転裁判もやろうかと思っている今日この頃。

『パズル』(アントワーヌ・ベロ)

作ったぜ。パズル。48の断片。紙切って。 ええと。作った者の意見としては、パズルを作らなくても『パズル』という小説をミステリとして読み、楽しむ(そして犯人を当てたりする)ことはできると思うけど、そういう風にしてもあまり面白くないと思う。これ…

星の牢獄

読了。 ええええええっ。 いまいち。 そして不必要に長すぎる。んなんで400ページ超えるな。しかも高すぎ。ノベルスで出して、300ページ以内に収められたはず。一番のアイデアはSFミステリとみせかけて違いました〜ていうものだと思うのだが、それを…

まだ気持ちが固まらないままに

今年も。 第一次選考で落ちてしまいました。ショックというかまだ何も考えられない状態。 とりあえず書いておく。そういう事実だけ。 書いておくだけ。