イギリスのfair、日本で言うと「縁日」の定番なのが、「マッシュピー&ミントソース」なんだとか。つぶしたグリーンピースにミントソースをかけるというなんとも見た目がイギリスらしいシロモノ。
初めは豆にミントって…と思って、ミントソースをかけないものを食してみたのですが、見事に豆の味しかしません。さすがイギリス。まあこれもせっかくだからと次の機会には勇気を出してミントソースをかけてみたら、これがうまい! ミントソースというのが、酸味と塩味が効いたかなりおいしいソースで、豆とよく合う。ミントの香りは思ったほど邪魔しない。爽やかさを加えてなるほどな取り合わせなのでした。
また、「焼き栗」を売ってたので買ってみたのですが、これが6粒入って2£(今のレートでいうと254円くらいか)と非道なお値段な上に、悲しくなるくらい甘くない。というか、あのー、売っているのを見てて疑ってたとおり、中が生っぽいんですけど…。焼き栗というか、「木の実を食ってます!」としかいいようのない食感と味。そんな荒々しい感想が抱けたと言う点で貴重な体験だったと言えるかもしれませんが、これを焼き栗だと思って食べているイギリス人が気の毒になりました。天津甘栗を食べさせてあげたい…。