通貨とは信頼である

イギリスにいて、変わったデザインのコインが手元に来ると、記念じゃないけど取っておく趣味がある。なんかの記念とかで、コインのデザインが違っていることがあるのだ。
昨日おつりでもらった2ポンド硬貨は、見たことのないデザインだったので取っておこうと思ったのだが、手持ちが他になくて使ってしまった。後からあれはなんのデザインなのかネットで調べたところ、驚愕の事実が発覚。
そもそもイギリスのポンド硬貨ではなかったのだ。
メキシコの10ヌエボペソ硬貨だった。
http://en.ucoin.net/catalog/coin/mexico_10_mexican_pesos_2005/?cid=10485
金色と銀色で二色になっているところは似ているが、2ポンド硬貨より少し小さく、薄く、軽い。
http://en.ucoin.net/catalog/coin/united_kingdom_2_british_pounds_2012/?cid=15252

しかも、お店でおつりとして渡されたし、お店で使えたし。
えーと、みんなが2ポンドだと信じていれば、それは2ポンドなんだね…。