楽しいこと探し

傘を盗まれた。
夜から雨らしかったので自転車に傘をつけて出かける。駅前の駐輪場に停めて電車に乗り出勤。手で持ち運ぶ煩わしさを逃れ、帰りには傘があるというコンビニエントな状況創出を画策。

帰り22時を過ぎたバスの中で大雨が降りだすのを確認。駅着、駐輪場にて傘が盗まれているのを発見した23時。


雨が降りだした時間を正確に把握していたため、犯行時刻は夜22時5分〜23時に限定される。とか思って、おお、なんかちょっとミステリっぽい!
と小さな幸せ探しが必要なさびしさ。

大雨で、明らかに他人が今日これから使うことが分かりきっている傘を盗んで自分が使うってのは、どんな思考回路あるいは心理状況なんだろう?

盗まれたことよりも、そういう人間がいるってことを知らしめられたことがブルー。
怒りよりもひたすら胸を浸すようなさびしさを感じる。