ミステリ以外読めない身体に

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古書店を営む車椅子探偵ピエールは、友人の死の真相を探るため、唯一の手がかりである数学の世界へ謎解きの旅へ出る。世紀の難問「フェルマーの定理」をめぐって繰り広げられる、数学エンターテイメント・ミステリ…
というリードに惹かれて読んだ。大半は数学史。人物伝(アサシンとか、πの探求とか)は面白いのだが、肝心の数学論がいただけない。というか、ない。考えていた問題を提示するだけで、それについては彼らの思考も解答も書かれない。まさに文系の人が内容をわからないでまとめ書きをしている感じ…。
読みかけで、まだ死の真相までたどり着いていないのだが、もう五日間もこれを読んでるので早く読み終わりたい…後が支えているのだ…。