記憶と記録

昨年の読書冊数を読書メモをもとに数えてみたら、150冊くらいしかなくて多大なショックを受けた。
字が読めるようになって以来、こんなに本を読まなかった年はない。
反省して今年はノルマを意識しながらよむべし。目標最低200冊!
土日で2冊読んで100冊はいくじゃろ。あと電車の行き帰りに読めばだいたい二日で一冊いけるから、大部の本も考えて週2冊に負けておく。それでも余裕で合計200冊は読めるはずなのだ!

というわけで今年の14冊目…

夜想

夜想

なんか、読んだ気がしてしょうがない。
読書メモを見ても書いていないので読んでないことは確実なのだが…。

ほぼミステリを脱して、これはなんだろう。社会小説とでもいうのかな。
正直に言うと、結構苦痛だ。
なんのためにこれを読んでいたのかわからない。
主人公の苦痛も、救いも、光も、ものすごく個人的で独善的なものでしかない。全然世界に広がっていかない。自分のことしかみていない。
全編にわたってこれを読まされ、エンディングでも何ら変わることない甘えた自分勝手っぷりを見せられて、いったいこの物語から何を読み取ればいいと言うのだろう。

それはそうと、これの前に読んでいた『ひつじ探偵団』も、すげー読んだ気がしてしょうがない。でも読書メモにない。
その前に読んでいた『そばかすのフィギュア』も、底版の『雨の檻』を絶対に読んだことあるはずなのに、読書メモにない。
…もしかして、読書メモって結構書き漏らしてるのか…。年間50冊も書き漏らしてるとは思わないが…。