ぬく

 販売されているのを見かけた使い捨てカイロの名前で「ぬくぽか」というのがあって、非常に気に入り、以来暖かいことを感嘆詞的に表現する際に心の中で多用している。「寒っ!」とか、「痛っ!」と思うように、「ぬくぽか〜」と思うのである。うちにあったカイロを見たら「ぬくりんこ」だった。キュートだ。
 要するに「ぬくい」という言葉がいいのだろう。試しに今日帰るときに外に出たら、「ぬく」と心の中でつぶやいてみていただきたい。「暖かい」と言うより暖かくなる気がするぞ。

三角形の第四辺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-24)

三角形の第四辺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-24)

を読む。
 なんだこれは。正直びびった。探索すると証拠が後から出てくる。一番目のはそれでも推理があったけれども、二番目三番目は「動かぬ証拠」がぽいと出て終了ですぜ。
 多分いろいろと模索の時期だったのかのう。

さあ長編も残すところ7冊となりました。「今年度中にクイーンの長編を全部読む」という目標は達成できそうな見込み。
 読み終わったら『ニッポン硬貨の謎』を読むのだ。