お誕生日おめでとうございます。

 今日の朝日新聞夕刊の15面、思わず「まじかよ」と叫ぶ。

ひらけ!勝鬨橋 (角川文庫)

ひらけ!勝鬨橋 (角川文庫)

 勝鬨橋をもう一度開閉させようと検討中、みたいな記事だったのだが、記事タイトルがまんま、「ひらけ!勝鬨橋」。この記事を書いた人は島荘好きなのか?

 それはさておき

真鍮の家 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-15)

真鍮の家 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-15)

 『クイーン警視自身の事件』に続くリチャード・クイーンもの。
 ジェシイに届いた奇妙な手紙。百ドルと半分に切った千ドル札が同封されていて、ハウス・オブ・ブラスの主人が遺産を分けるからこい、と言っているらしい。他にも詐欺師夫婦や戦争帰りの若者、オールドミス、シュバイツアー博士みたいな慈悲深い医者、西部の若い女性が呼ばれている。
 ハウス・オブ・ブラスはその名の通りいたるところが真鍮で飾り付けられている。彼ら六人は昔この富豪に親切にした人の子供であり、恩返しのつもりで遺産を分けたいとのこと。
 その分け方を決めるために、しばらく滞在してほしいのだという。
 その日のうちに主人が襲われる。そこでは主人は助かるが、なんだかお金がなさそうだし、大丈夫? とか言っているうちに遺産は均等に分けられることに決められ、決められた途端主人が殺される。果たして犯人は? 六百万ドルの遺産はどこに隠してあるのか?

 リチャードは…そのう…頑張れ!
 もっと頑張ってくれ!