好奇心

イギリスの食事はまずいという。一方でちゃんとした家庭料理はおいしいという話もある。

10ヶ月をイギリスの地方都市で暮らして思うことは、イギリスにはおいしい食事が少ないということだ。もちろん店を選べばおいしい食事は食べられるだろう。でも、適当に事前情報なしに普通の店に入って普通に食べると、普通にがっかりできる確率がかなり高い。なのでレストランにふらっと入ることがなくなっていたのだが、ふと、好奇心からキャンパスのカフェテリアはどうだろうかと試してみる気になった。
キャンパスとは言っても、殆ど病院で、病院の一画に研究棟が1つある感じなので、病院のカフェテリアといった方が実情を正しく表しているだろう。
肝心のメニューはというと、お馴染みジャケットポテトのほか、チキンのソテー、ラザニア、クオーン(代用肉)のバルティ(本来は焼きカレーである)といったホットメニューと、付け合せの野菜、デザートのケーキとパック入りのサンドイッチやバゲットがあるようだ。

…で、結局さらなる好奇心に悩まされることになる。
どうやったらカレーをここまでおいしくなく作ることができるのか???